よくあるご質問
(その他ご質問もお気軽に当校までお問い合わせください)
Q : 美術系の国公立大受験には勉強が必要ですか?またどのくらいの学力が必要ですか?
A : もちろん大学入学共通テストの受験が必須になるので勉強は必要です。しかし美術系の国公立大学には2~3教科で受験できる大学もあります(※京都市立芸術大学は5教科)。点数獲得率は7~8割程度を必要とする大学から4割台でも合格可能な大学まで様々です。
Q : 美術系の国公立大は どこにありますか?
A : 難関大・伝統校である東京藝大・京都市芸・金沢美工・愛知県芸をはじめ、沖縄、秋田、長岡にもあり、美術系学部を備えている大学には岡山県大、広島市大、尾道大などがあります。
Q : クラブや学校行事で申し込んだ受講曜日に行けない場合、振替はできますか?
A : 座席が空いていれば、休んだ学期内での振替は可能です。学校行事やクラブでの試合、体調不良や冠婚葬祭の休みも振替可能です。一度しかない高校生としての生活もしっかり楽しんでください。
Q : 高校三年生ですが、今からスタートしても遅くないですか?
A : 国公立や難関美大の受験生としては、遅いと言えます。しかし上達スピードや学力には個人差がありますし、当校でも部活の都合などで秋や冬に本格スタートして合格した例などもたくさんあります。…ですが、出来るだけ早く通い始めましょう。
Q : 週に何日通塾すればいいですか?
A : 当校は曜日選択制ですので決まりはありませんが、難関国公立芸大や武蔵野美大・多摩美大ですと高3になれば週5日が一般的です。高1・2年でしたらクラブなどで週2日になっても仕方ありません。ただ、週1日のコースは薦めていません。なかなか効果を感じるのが難しいコースになります。
Q : 学習塾と両立が難しいのですが…
A : 私学の受験では、学科試験なしの入試方式を選択できるところがほとんどです。(夏ごろ~入学テストの機会があります)
国公立芸大の学科試験は、ほぼ大学入学共通テストのみです。8~9割の高得点が必須というわけでもないので、ある程度の学力がある学生なら、基本的に学科対策は難しくありません。ただ、学力面に不安の多い人は何らかの対策が必要です。(苦手な科目…特に配点の多い英語や国語などに絞って、週1~2日学習塾に通うなど)
学科に不安のある生徒でよくある失敗パターンが「学科対策に時間を割きすぎて実技対策がおろそかになり、フタを開けると結局、大学入学共通テストでも点数が取れていない」というもの…。配点の多い実技対策を大学入学共通テスト後に慌てて詰め込んでも、うまくはいきません。結局、学科も実技も散々な点数…という結果に。
まずは、現状の学力をしっかり把握すること。(偏差値は判断機関によって誤差が大きいので過信しすぎない)そして、自分に合った学習法(学校の補習・学習塾・家庭教師・参考書など)で効果的な勉強をすること。時間とお金をどれほど費やして、どれほどの効果があるのかをよく考えましょう。
大学入学共通テスト対策は自己管理をしながら、早めに【計画的に】するのが一番です。むやみに学習塾へ通い、通っていること自体に安心しないようにしましょう。希望者には家庭教師の斡旋も行います。仲介手数料等はいただきませんので、一般的な料金より低く抑えられます。詳しくは当校代表までご相談ください。
Q : 授業料以外でかかる費用はありますか?
A : 入学金は別途一万円いただきます。通常の授業時(※)では、紙代・造形粘土代・特殊な立体材料代・人物モデル代なども授業料や特別講習会料に含まれています。モチーフを生徒本人に自己負担で買ってきてもらうことはありません。当校で準備します。課題を均一化し、同じモチーフを同じ時間、同じ紙に描くことで、講師も生徒同士も比較ができるというのが当校の考えです。
各自で購入する必要があるものは、受験時に必要になる道具(デッサン道具や色彩道具や立体道具など)です。道具や画材の購入について不明な点があれば講師に相談してください。(※木炭デッサンなどの特殊な授業や、特殊な専攻の受験対策のために、数百円程度の費用が必要な場合もあります)
Q : 授業料の割引などはありますか
A : 以下の2種類の割引制度があり、併用も可能です。本人自ら申し出があれば申込用紙を配付し、審査したうえで割引率を決定します。(毎学期ごとに申請が必要です)
①浪人生割引制度 …… 浪人生の通学費用や学力に応じて1~3割の減額がある制度です。浪人生になってから当校に新入学した生徒にも適用されます。
②遠方通学割引 …… 通学費用が特に高額な場合1~3割の減額がある制度です。詳しくは【こちらの地図】を参考にしてください。
※ 集中講習会(夏期講習や入試直前講習会など)の割引は基本的には実施しておりません。
Q : 美大にいっても就職はできますか?
A : 美大にかかわらずですが「必ず就職できる」はありません。どんなにいい大学でも就職しない人・出来ない人はいます。ですので、「一般の大学に比べて、就職できる確率が著しく落ちませんか?」という質問としてお答えします。
一般大学と美術系大学で就職率に大きな隔たりがあると感じたことはありません。皆さんが思う以上に美術系の就職先(以下、専門職)は多岐にわたり存在します。ただ、比較的入学しやすい一般的な美大だと、専門職につく確率は低いのではないでしょうか。美術と関係のない一般職で働く美大卒業生は多くいます。ただ、難関美大と呼ばれる大学でしっかり学びきり、きちんと就職活動をしていれば、専門職に就職する確率はぐっと上がります。ですから、一般の大学と同じように、レベルが高いとされる美大になるほど、希望の就職先に就職できる可能性は高いでしょう。
Q : 近くに画塾がありません。どういった受験対策がよいでしょうか?
A : できれば直接指導をうけられる画塾に定期的に通うのが理想ですが、通信制の くにまさ美術NET校 を利用しながら、学校の長期休暇中は【集中講習会】(春期・夏期・冬期・入試直前など)に参加されるのはいかがでしょう?当校の定期コンクールに参加して、他生徒の作品を実際に目にすることも良い刺激になると思います。
Q : やはり美術の才能は必要でしょうか?
A : よくある質問ですが、才能は必要ありません。
ひたむきに努力し続けた人が合格を勝ち得ています。器用な手先よりも、努力し続ける根気が必要といえるでしょう。